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- FTSE Digital Asset Reference (DAR) 価格データ
高品質で信頼生の高いデジタル・アセット・データ
FTSE Russell は、Digital Asset Research (DAR) と提携し、ベンチマークおよび非ベンチマークのデジタル・アセットの参考価格データを提供しています。この FTSE DAR Digital Asset Reference Pricing Data が、Refinitiv DataScope Select で利用できるようになりました。
FTSE Russell は、暗号資産とデジタル・アセットの正確な価格を確定するための手法を導入し、データに実際の経済的な買い手と売り手による実際の取引のみが反映されていることを保証しています。また、FTSE DAR の計算手法は透明性が高く、デジタル・アセットには Digital Asset Research のタクソノミーと SEDOL コードを割り当てています。つまり、企業は DataScope Select を通じて、このデータをプライシングや分析、トレーディングなどの用途に自信を持って展開できます。
メリット
FTSE Digital Asset Reference (DAR) 価格データは実際の取引データのみを提供
暗号資産のデータ・プロバイダーの多くは、「クリプトネイティブ」であり、従来のマーケット・データに関するバックグラウンドを持っていません。また、規制を回避しようとする業者もいます。こうしたデジタル資産の価格データの情報源は無償であることも多く、機関投資家が責任を持って使用するには十分な精度ではありません。
リフィニティブは、機関投資家向けに包括的なデジタル・アセットのマーケット・データを提供する Digital Asset Research (DAR) と提携し、DataScope を通じて以下のようなソリューションを提供しています。
- ベンチマーク資産用 FTSE DAR Reference Price – 市場参加者向けに、ベンチマーク規制に準拠し、ベンチマークとしての使用基準を満たしたデジタル・アセット (ビットコインやイーサリアムなど) の価格情報を提供。
- 非ベンチマーク資産用 FTSE DAR Reference Price – ベンチマークとしての使用基準を満たさないデジタル・アセットの価格情報を提供。非ベンチマーク・デジタル・アセットは、ベンチマーク要件を満たさないが審査済みの取引所のみでプライシングされる「Tier 1」と、資産審査に合格しておらず、審査済みの取引所と監視対象の取引所の両方でプライシングされる「Tier 2」の 2 種類に分類されます。
ご利用のメリット
FTSE Digital Asset Reference (DAR) 価格データのメリット
FTSE Russell はベンチマーク管理者として、クリーンなデータと強力なガバナンスを提供し、企業のアルファ創出能力を強化する責務があります。
Digital Asset Research は取引所と資産を審査し、検証可能な取引量と価格を集約して、市場での執行状況を反映するのに適した総合価格を作成します。
適格ユニバースのすべてのデジタル資産に DAR タクソノミーと SEDOL コードを割り当て、デジタル・アセットを広範な資産配分戦略の一部として考慮できるようにしています。

活用方法
企業における FTSE DAR 参考価格データの活用
- カストディアン –顧客の保有資産の価値を正確に評価し、手数料計算のための価格を決定
- ファンド・アドミニストレーター – デジタル・アセット・データをセカンダリー市場の価格ソースとして、また NAV 計算のために展開
- アセット・マネージャー、ヘッジファンド – リサーチや投資の意思決定、価格決定のセカンダリー市場の価格ソースとして使用
- トレーダー、マーケット・メーカー – 精度の高いデジタル資産データを用いて、取引執行の意思決定を向上
- コンサルタント – 正確なベンチマーキングとアロケーション分析