知りたい投信 なるほどリッパー : 2021年11月19日

つみたてNISAで迷ったら “投信の通知表”を参考にしては? 

金融庁が定めた基準を満たした「つみたてNISA」対象ファンドは、現在201本ある。どのファンドに投資すべきか迷った際に、投信評価会社が提供している、ファンドのレーティングを参考にすることを提案し、各評価の内容について解説した。

つみたてNISAで迷ったら “投信の通知表”を参考にしては?

「つみたてNISA(ニーサ)」は、積み立て専用のNISA(少額投資非課税制度)で、非課税期間は20年。金融庁が定めた「長期」「積立」「分散投資」に向く基準を満たし、運用会社が申請した投資信託が対象です。10月25日時点で201本=円グラフ。アクティブ投信も21本含まれています。対象の投信は、金融庁のホームページで確認できます。

どれを選んだらよいか迷ったら、調査会社の評価を参考にするとよいかもしれません。リフィニティブの場合、運用実績をもとに、つみたてNISAの投信について、いわば「通知表」を公表しています。過去3年間の実績を「収益一貫性」「経費率」「トータルリターン」「元本保全性」という基準で評価。投資対象が同じ投信のグループの中で、最も優れたものが5、劣っているものを1とする、5段階評価です。

つみたてNISAのように長期投資目的の場合は、「収益一貫性」の評価が重要です。大きなリスクをとって高い値上がりを求めるより、中長期的に安定したリターンの方が高い評価につながります。「経費率」はコストが低ければ高評価、「トータルリターン」は分配金込みの収益を見ます。「元本安全性」は、評価日時点で前月末からの値下がりに注目した判断をしています。

9月末時点で総合評価の高い投信を表にしました。QRコードを使うと、リフィニティブの評価サイトにアクセスできます。

担当=DZHフィナンシャルリサーチ・石原敬子
Refinitiv(リフィニティブ)はロンドン証券取引所グループ(LSEG)傘下の金融情報提供会社です

【図】株式オープン投信の純資産は過去最高
つみたてNISAの対象で高評価の投資信託(2021年9月末時点)
つみたてNISAが利用可能な投信の投資対象分類
リフィニティブ