
2019年9月19日
リフィニティブのFxallプラットフォーム上でアルゴリズム取引が急増
新機能への継続的投資で、2019年第2四半期にアルゴリズム取引の利用が41%増える
世界有数の金融データのプロバイダーであるリフィニティブは、外国為替取引をリードするマルチディーラー・プラットフォームであるFXallにおけるアルゴリズム取引機能に対して継続的な投資を行っており、こうしたことを背景に、FXallで執行アルゴリズムを利用するバイサイド・トレーダーは、2019年第2四半期に前年同期比で41%増えました。
銀行などが提供する執行アルゴリズムの潜在的な利点を背景に、バイサイド・トレーダーは、マルチディーラー・リクエスト・フォー・クォート(RFQ)や相手と執行可能なプライスストリームといったより伝統的な方法に加え、執行オプションのメニューにアルゴリズムをさらに組み込むようになっています。
リフィニティブでFXall担当責任者を務めるジル・サイジュルバームは次のように述べています。「最小限のマーケット・インパクトで流動性にアクセスするよりスマートな方法が模索される中、リフィニティブはFXallを通じてお客様へアルゴリズム取引の先進的なワークフローを含む執行ツールで他に類を見ない選択肢を提供することに注力しています。」
FXallのアルゴリズム取引機能で今年改善された点には、 以下のものが含まれます。
- アルゴチケットをいくつかの小口注文に切り分けることができる機能により、市場への影響と情報の漏れを最小限に抑えることができるため、時間をかけての大口注文の処理がより柔軟に
- アルゴリズム取引の実行を一時停止できる機能により、マーケット状況を監視しながら執行をより制御し、必要に応じたアルゴリズムの実行パラメータ修正で、取引実行の再開またはキャンセルが可能に
FXallプラットフォームにおいて、資産運用会社からヘッジファンド、企業顧客に至るあらゆる種類の組織でアルゴリズム採用が広がっています。FXallで市場をリードする22の銀行アルゴリズム・プロバイダーと150以上のアルゴリズムとの接続性を活用することで、これら組織は、取引前とその後のワークフロー、ならびに22のアルゴリズム・プロバイダー全てにおいて単一のインタフェイスとユーザーエクスペリエンスという恩恵を享受しています。
さらに、FXallの分析ソリューションである「Trade Performance Analytics」には、プロバイダー間の一貫した方法で、ユーザーがアルゴリズム執行の質を評価するのに役立つ分析およびパフォーマンスの測定指標が含まれており、これはさらに拡充されています。アルゴリズム取引の増加だけでなく、FXallのプラットフォーム上でも全体的にお客様の取引が増え続けています。今年6月26日には外国為替の1日当たり出来高が3,960億ドルに達しました。
FXallは、市場をリードするマルチディーラーFXトレーディング・プラットフォームとして、取引ライフサイクル全体を網羅するエンドツーエンドのワークフロー管理、STP(ストレート・スルー・プロセッシング) とともに、十分な流動性へのアクセスを提供しています。FXallは、2,300を超えるお客様、ならびに200の外国為替を取り扱う主要銀行およびオルタナティブ・マーケット・メーカーに利用していただいています。
注)本稿は、2019年9月12日発表された英文プレスリリースの抄訳です。内容に相違がある場合には原文が優先します。 なお、リフィニティブのグローバルサイトにて原文をご覧いただけます。
リフィニティブについて
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