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2019年10月29日

リフィニティブ、野村総合研究所とともに米国市場で証券会社向けバックオフィスソリューションを提供

Refinitiv(以下、リフィニティブ)と株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長:此本 臣吾、以下NRI)は、2018年締結した戦略的パートナーシップに基づき、米国の証券会社に対し、バックオフィスソリューションを共同展開すると発表しました。

リフィニティブは、米国市場でバックオフィス業務を処理するためのソリューション「BETAシステム」を展開しています。NRIが米国証券会社に対して、外国証券を扱うバックオフィスソリューション「I-STAR/GX」の提供を開始したのに伴い、NRIのソリューションをBETAシステムと組みあわせたサービスの提供を始めました。

NRIのI-STAR/GXとリフィニティブのBETAシステムを統合したシステム導入により、これまでカストディ端末とBETAシステムへの二重入力が必要となっていた外国証券の取り扱い処理の一本化、および海外カストディとのSWIFTコミュニケーションからBETAシステムの記帳までをSTP化しました。また、I-STAR/GXは、多通貨・多商品、および多様な取引に対する一元管理や、決済ライフサイクルを通じたリアルタイムの日中取引ステータス管理を実現します。その結果、業務効率の改善とオペレーションリスクの低減につながり、今後の取引量拡大に備えたオペレーション・フローを構築できます。

リフィニティブのウェルス・マネジメント担当グローバル責任者、ジョー・マラックは次のように述べています。「ウェルス・マネジメントへの投資機会が増えるにつれ、世界はさらに狭くなりました。また、複数の市場へのアクセスを得ると同時に、規制当局からの厳しい監査に直面することになります。NRIと共に提供する完全自動化されたソリューションを利用することで、業務効率の改善、委託管理の透明性向上を実現します。また、リスクと作業ミスを減らし、より堅固なコンプライアンス環境を整えることができます。」

外国証券を扱うバックオフィス業務では、現在でも手作業が多く存在し、様々な課題を抱えている現状を踏まえ、NRIは今後もリフィニティブと共同で、米国証券会社のバックオフィス業務のデジタル支援を行っていきます。

NRIの迫尚宏・常務執行役員は次のように語りました。「NRIは常に、市場をリードする自動化および処理技術を当社のソリューションに組み込み、デジタル変革の時代において、お客様が顧客の需要に応じられるよう、取り組んでいます。この度、リフィニティブとともにバックオフィスソリューションを提供するに至ったことは、ウェルス・マネジメントを扱う証券会社向けサービスの展開において大きな一歩となるものです。」

リフィニティブは、フロント、ミドル、バックオフィスの業務フローをシームレスに統合するウェルス・マネジメント・ソリューションを通じてウェルス・マネジメント会社を支援してきた豊富な経験を有しています。リフィニティブのウェルス・マネジメントへの取り組みに関する詳細についてはこちらをご覧ください。

リフィニティブについて

Refinitiv(リフィニティブ)は世界有数の金融データ・プロバイダーで、約190カ国で4万社を超える企業・機関にサービスを提供しています。先導的なデータと洞察、トレーディング・プラットフォーム、市場データ・インフラストラクチャー、オープン・テクノロジー・プラットフォームを通じて、世界の金融市場コミュニティを相互に接続し、発展を支えます。それによりトレーディング、投資、ウェルス・マネジメント、規制およびマーケットデータ管理、企業が抱えるリスク、金融犯罪追跡などの分野において進化をもたらす先駆者としての役割を果たしていく所存です。詳しくはウェブサイトをご参照下さい。https://www.refinitiv.com/ja

本件に関する連絡先

藤森 英明
広報担当
電話番号: (03) 6441-1504
JapanPR@refinitiv.com

Lemuel Brewster
Senior PR Director
Office +1 646-223-5147
Lemuel.brewster@refinitiv.com