2020 年 10 月 7 日

リフィニティブ、レッド・フラッグ・グループを買収

デューデリジェンス・サービスをさらに強化へ

ロンドン・ニューヨーク発-世界有数の金融データ・プロバイダーであるリフィニティブは、The Red Flag Group(レッド・フラッグ・グループ、以下「Red Flag」)を買収したことを発表しました。リフィニティブは、企業コンプライアンスに取り組むお客様がマネーロンダリング(資金洗浄)や贈収賄、汚職、風評やESG(環境・社会・統治)に関するリスクを評価するのに役立つワークフローやデータ、デューデリジェンス・サービスを提供しており、今回の買収によりデューデリジェンス分野でのサービスをさらに強化いたします。

ますます複雑化し急速に進化するビジネス環境に後押しされるように、デューデリジェンスをめぐるソリューションやサービスを提供するビジネス市場は急成長しています。こうした局面でのRed Flag買収により両社の利点を組み合わせることで、刻々と変わりつつあるお客様のニーズを満たすために必要なテクノロジー、データ・インサイト、規模、および自動化機能の提供が可能となります。

リフィニティブは、Red Flagが営んできた事業を既存のデューデリジェンス機能に統合することでお客様や第三者機関のリスク軽減を支援する包括的なツールとサービスを提供できるようになります。この組み合わせにより、ワークフローのプラットフォーム、従来のデューデリジェンス・レポートなどの分野での開発をさらに進め、リスクインテリジェンス・データベースであるWorld-Check(ワールド・チェック)などの製品を原動力とするリフィニティブのデータに基づくインサイトをさらに活用いただけます。

リフィニティブのリスク事業担当マネージングディレクターであるフィル・コッターは、次のように述べました。「Red Flag買収は、両社のお客様にとって高度に補完的な機能を統合するエキサイティングな組み合わせです。Red Flagの堅強な企業顧客ベースと顧客対応テクノロジーは、金融サービスや豊富で多様なデータ、自動化機能におけるリフィニティブが従来から持つ強みを補完するものです。」

The Red Flag Groupは、香港を拠点とするグローバルなインテグリティとコンプライアンス・リスク関連のサービス企業で、米国、アジア、中東および欧州の15カ所にオフィスを構えています。創業者兼CEOのスコット・レーンによって設立された同社は、約300人の従業員がエンハンスド・デューデリジェンス(EDD)とオンボーディング・テクノロジーでさまざまな業界の900社を超えるお客様を支援しています。同社の主要製品には、IntegraCheck、IntegraWatch、Supplier Integrity、ComplianceDesktopなどがあります。

リフィニティブは、お客様が規制遵守、企業リスク、金融犯罪に取り組むために必要な包括的でタイムリーな信頼できる情報を提供しています。これら製品にはWorld-Checkや Connected Risk(コネクテッド・リスク)が含まれます。

注)本稿は、ニューヨーク時間2020年10月5日に発表された英文プレスリリースを基にしています。内容に相違がある場合にはリフィニティブのグローバルサイトに掲載された原文が優先します。

リフィニティブについて

Refinitiv(リフィニティブ)は世界有数の金融市場データのプロバイダーで、約190カ国で4万社を超える企業・機関にサービスを提供しています。先導的なデータとインサイト、トレーディング・プラットフォーム、市場データ・インフラストラクチャー、オープン・テクノロジー・プラットフォームを通じて、世界の金融市場コミュニティを相互に接続し、発展を支えます。それによりトレーディング、投資、ウェルスマネジメント、規制およびマーケットデータ管理、企業が抱えるリスク、金融犯罪追跡などの分野において進化をもたらす先駆者としての役割を果たしています。詳しくはウェブサイトをご参照ください。https://www.refinitiv.com/ja

本件に関する連絡先

藤森 英明
広報担当
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