2020 年 12 月 17 日

リフィニティブ、資金洗浄と金融犯罪の対策ツールを強化

不正な支払いと個人情報の詐欺防止を手がける米GIACTを買収

ニューヨーク発 - リフィニティブは、デジタルIDと支払い検証、不正防止を手がけるGiact Systems、LLC(以下、「GIACT」)の買収が完了したとともに、これに伴い、リスクおよびコンプライアンス製品群を拡充すると発表しました。

リフィニティブが過去20年にわたり金融犯罪との戦いで顧客をサポートしてきたリスク・インテリジェンス・ソリューションであるWorld-Check(ワールドチェック)を、GIACTのプラットフォームとともに提供することで、支払いをめぐる詐欺による金銭的損失の防止に加えて、マネーロンダリング(資金洗浄)のリスクに対処できる包括的な詐欺防止、本人確認(KYC)、コンプライアンスのプラットフォームをお客様に提供することが可能となります。

World-CheckとGIACTが展開するEPICプラットフォームを組み合わせることで、カスタマーライフサイクル全体を通じて、信頼性を高めてリスクを軽減した取引が可能となります。エクスペリエンスとソリューションの組み合わせにより、柔軟なAPI統合を必要とするお客様から、KYCおよびデューデリジェンスへのより詳細な調査アプローチを必要とするお客様まで、デジタルスペクトル全体に関わるニーズを支えます。

リフィニティブのリスク事業のマネージングディレクターであるフィル・コッターは、次のように述べています。「GIACTのリアルタイムでの支払い分析は、マネーロンダリング対策(AML)とデジタルID検証においてリフィニティブが展開する製品をさらに強化するものです。景気後退とCovid-19のパンデミックにより増長され新たな詐欺の脅威にお客様が対抗するための、より包括的なプラットフォームとなります。」

リフィニティブは、World-Check、Qual-ID、最近拡充したEnhanced Due Diligence(エンハンスド・デューデリジェンス)などの主要な製品やサービスとともに、GIACT製品のリスクおよびコンプライアンス事業への統合を進めています。

注)本稿は、2020年12月9日発表された英文プレスリリースの抄訳です。内容に相違がある場合にはリフィニティブのグローバルサイトに掲載されている原文が優先します。

GIACTについて

GIACTは2004年以来、企業が大切なお客様の検証を支援してきました。金融から保険、小売りなどを含む幅広い業界向けソリューションまで、GIACTは支払いの信頼性を高める顧客インテリジェンスを提供します。 企業が支払いリスクと詐欺を軽減するのに役立つリアルタイムデータを提供するリーダーとして、当社のOFACスクリーニング、ID検証、アカウント検証と認証、およびモバイル検証ソリューションにより、比類のない顧客体験をもたらすことに注力しています。GIACTは設立以来、1,000を超えるお客様の数十億の取引を扱ってきました。詳細についてはウェブサイトにアクセスしてください。https://www.giact.com

リフィニティブについて

Refinitiv(リフィニティブ)は世界有数の金融市場データのプロバイダーで、約190カ国で4万社を超える企業・機関にサービスを提供しています。先導的なデータとインサイト、トレーディング・プラットフォーム、市場データ・インフラストラクチャー、オープン・テクノロジー・プラットフォームを通じて、世界の金融市場コミュニティを相互に接続し、発展を支えます。それによりトレーディング、投資、ウェルスマネジメント、規制およびマーケットデータ管理、企業が抱えるリスク、金融犯罪追跡などの分野において進化をもたらす先駆者としての役割を果たしています。詳しくはウェブサイトをご参照ください。https://www.refinitiv.com/ja

本件に関する連絡先

藤森 英明
広報担当
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