2021年7月2日

リフィニティブ、ポラリファイと本人確認オンライン化ソリューションで提携

World-Check One提供でeKYC業務の効率化を推進

世界有数の金融データ・プロバイダーであるリフィニティブの日本法人リフィニティブ・ジャパン株式会社 (東京港区、日本代表:富田秀夫、以下「リフィニティブ」)は本日、株式会社ポラリファイ(代表取締役社長:和田 友宏、以下「ポラリファイ」)とパートナーシップ契約を締結し、リフィニティブのスクリーニングソリューション「Refinitiv World-Check One(リフィニティブ・ワールドチェック・ワン)」をポラリファイと共に提供することを発表しました。

企業の事業展開のグローバル化に伴い、必須となっているマネーロンダリング対策 (AML) とテロ資金供与対策 (CFT)への取組みを背景に、金融機関だけでなく事業者においても、FATF (金融活動作業部会)の AML/CFTプログラムで求められるミニマムスタンダードに沿った対応が急務です。こうしたことを踏まえ、今後、企業のリスク対策にあたっては、全社的に、バックオフィス部門だけでなく、フロント・ミドル部門も巻き込んだ新たなワークフローを構築することが必要不可欠と言えます。

「World-Check One」は、AML/CFTにも対応し、デューデリジェンスのプロセスの簡素化と迅速化を推し進めるためのスクリーニングソリューションです。これを、ポラリファイの犯罪収益移転防止法施行規則の改正に対応し、免許証等の本人確認書類と自撮り顔写真を生体認証で照合するソフトウェアである「Polarify eKYC」と組み合わせることで、スクリーニングのプロセス、KYC業務、サードパーティ・リスクのデューデリジェンスを効率化・高度化することが可能です。

ポラリファイの和田友宏氏は、このように語っています。「AML/CFTは、金融機関にとって喫緊に対応すべき課題です。これまでPolarify eKYCをお客様に提案した際に、スクリーニングについて問い合わせを頂くケースがありました。今回Refinitiv World-Check OneとPolarify eKYCを組み合わせることで、顧客デューデリジェンスの高度化を図ることができ、お客様のニーズを満たしたソリューション提案が可能となります。」

リフィニティブの富田秀夫は以下の通り述べています。「金融犯罪への対策を強化するのは社会的さらに国際的責務とも言えます。コンプライアンスチェックに不可欠なデータベースを持つWorld-Check Oneをポラリファイ様とともに新たな分野で展開していくことで、リスク管理の高度化と規制遵守の徹底に、今後も貢献してまいります。」

World-Check Oneについて

World-Check Oneは、金融犯罪、贈収賄、汚職対策に努めるお客様のデューデリジェンス要件に対応するために生まれた不可欠なスクリーニング・ソリューションです。当社の次世代自動スクリーニング・ソフトウェアの World-Check リスク・インテリジェンス・データと組み合わせることで、顧客の本人確認 (KYC) の検証およびサードパーティ・スクリーニングにおいて的を絞ったアプローチを採用できます。強力なカスタマイズおよび制御、およびシングル・ユーザーにも大規模チームにも対応できるさまざまな時間短縮機能により、スクリーニング・プロセスを効率化できます。当社の統一された World-Check Oneプラットフォームがよりシンプルでインテリジェントな修正を支援します。

リフィニティブについて

Refinitiv(リフィニティブ)はロンドン証券取引所グループ(LSEG)のグループ企業として、金融市場のデータとインフラストラクチャを提供する世界有数のプロバイダーです。Refinitivは、190カ国で4万余りの企業・機関、40万を超える利用者を擁し、世界全体で金融にかかわる市場参加者を支えています。お客様が自信を持って重要な投資や取引、リスク判断を実行できるように、情報とインサイト、テクノロジーを提供しています。独自のオープン・プラットフォームとクラス最高のデータおよび専門知識を組み合わせることで、選択と機会に結び付け、お客様とパートナーの皆様のパフォーマンス、革新、成長を促進してまいります。詳しくはウェブサイトをご参照ください。https://www.refinitiv.com/ja

本件に関する連絡先

藤森 英明
広報担当
JapanPR@refinitiv.com