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2021年12月10日

リフィニティブ、東京スワップレート (ロンドン銀行間取引で用いられる日本円スワップ (6か月) オファー・レート参照) の公表を年内で停止  
東京スワップレート・フォールバックの確定値公表を開始

東京スワップレート (ロンドン銀行間取引で用いられる日本円スワップ(6か月) オファー・レート参照) の公表を年内で停止
東京スワップレート・フォールバックの確定値公表を開始東京スワップレート・フォールバックの確定値公表を開始

リフィニティブは本日(日本時間:12月10日)、日本円LIBOR(6か月)を参照する東京スワップレート(Eikon上でページ<17143>とRICで表示)の公表に関して、全ての配信手段及びテナーについて年内で停止し、東京スワップレート・フォールバック確定値の公表を開始することを発表しました。最終の公表は、日本市場の休日である2021年12月31日に先立ち、2021年12月30日の15:30(東京時間)となります。

英国金融行為規制機構(FCA)が、2021年3月5日に発表 (英語)した日本円LIBORの公表停止と市中協議 (英語)の結果を受けて、パネル・バンクは東京スワップレート(ロンドン銀行間取引で用いられる日本円スワップ(6か月)オファー・レート参照)の算出根拠となっているレートの呈示を2021年末以降は継続しない見通しです。

そのため、東京スワップレート(ロンドン銀行間取引で用いられる日本円スワップ(6か月)オファー・レート参照)の利用者は、今回の公表停止通知に対応するため、東京スワップレートを参照している契約やその他の取り決めについて、公表停止に対応するフォールバック条項等の適切化及び頑健化を実施、完了していることを確認する必要があります。

2021年12月30日午後の東京スワップレート(ロンドン銀行間取引で用いられる日本円スワップ(6か月)オファー・レート参照)の最終公表後は、Eikon上のページ<17143>には最終の公表レートと「Tokyo Swap Rate (for swaps referencing 6-month JPY interbank offered rates from London banks) has now ceased. Users may want to consider using Tokyo Swap Rate (for swaps referencing TONA) or Tokyo Swap Rate Fallback.」とのお知らせが表示されます。その他のRICにおいては、事前のお知らせの表示はありませんが、最終の公表レートが表示されます。東京スワップレート(ロンドン銀行間取引で用いられる日本円スワップ(6か月)オファー・レート参照)の公表停止3ヶ月後に、下表のEikonページおよびRICがリフィニティブの製品から削除されます。

リフィニティブは2021年10月より、金融契約での使用を目的とし、新しいTONA市場の慣行を採用した東京スワップレート (TONA参照) を公表しています。このベンチマーク(金融指標)は1年~40年までのテナーで利用可能であり、東京スワップレート(ロンドン銀行間取引で用いられる日本円スワップ(6か月)オファー・レート参照)と同時刻に公表されています。

リフィニティブは本日、2022年1月4日より、東京スワップレート・フォールバックがRefinitiv Benchmark Services (UK) Limited(RBSL)が管理するプロダクション・ベンチマークになることを発表しました。

東京スワップレート・フォールバックは、東京スワップレート(ロンドン銀行間取引で用いられる日本円スワップ(6か月)オファー・レート参照)の公表停止後も存続するレガシー契約を抱える市場参加者の利用を想定しています。ただし、35年物のテナーは対象外となります。

35年物のテナーには、東京スワップレート・フォールバックはありません。東京スワップレート・フォールバックは、東京スワップレート(TONA参照)に一定のスプレッド調整を加えたものです。 東京スワップレート・フォールバックは、東京スワップレート(日本円LIBOR(6か月)参照)とは別のRICで公表されるため、利用者は東京スワップレート・フォールバックのデータを確実に入手するための対応が必要となります。

東京スワップレート
(
ロンドン銀行間取引で用いられる日本円スワップ(6か月)オファー・レート参照) の公表停止に伴い利用できなくなるEikonのページとRIC

Tenor

Tokyo Swap Rate AM

Tokyo Swap Rate PM

All tenors (AM&PM)

17143

All tenors

JPYTSRA=

JPYTSRP=

1-Year

JPYTSRA1Y=

JPYTSRP1Y=

18-Months

JPYTSRA18M=

JPYTSRP18M=

2-Years

JPYTSRA2Y=

JPYTSRP2Y=

3-Years

JPYTSRA3Y=

JPYTSRP3Y=

4-Years

JPYTSRA4Y=

JPYTSRP4Y=

5-Years

JPYTSRA5Y=

JPYTSRP5Y=

6-Years

JPYTSRA6Y=

JPYTSRP6Y=

7-Years

JPYTSRA7Y=

JPYTSRP7Y=

8-Years

JPYTSRA8Y=

JPYTSRP8Y=

9-Years

JPYTSRA9Y=

JPYTSRP9Y=

10-Years

JPYTSRA10Y=

JPYTSRP10Y=

12-Years

JPYTSRA12Y=

JPYTSRP12Y=

15-Years

JPYTSRA15Y=

JPYTSRP15Y=

20-Years

JPYTSRA20Y=

JPYTSRP20Y=

25-Years

JPYTSRA25Y=

JPYTSRP25Y=

30-Years

JPYTSRA30Y=

JPYTSRP30Y=

35-Years

JPYTSRA35Y=

JPYTSRP35Y=

40-Years

JPYTSRA40Y=

JPYTSRP40Y=

東京スワップレートの詳細については、こちらをご参照ください。

リフィニティブは、国際金融システムの心臓部である金融ベンチマークの算出、設計、管理、公表における長年の実績があります。リフィニティブの金融ベンチマークの詳細はこちらを参照ください。

リフィニティブについて

Refinitiv(リフィニティブ)はロンドン証券取引所グループ(LSEG)のグループ企業として、金融市場のデータとインフラストラクチャを提供する世界有数のプロバイダーです。Refinitivは、190カ国で4万余りの企業・機関、40万を超える利用者を擁し、世界全体で金融にかかわる市場参加者を支えています。お客様が自信を持って重要な投資や取引、リスク判断を実行できるように、情報とインサイト、テクノロジーを提供しています。独自のオープン・プラットフォームとクラス最高のデータおよび専門知識を組み合わせることで、選択と機会に結び付け、お客様とパートナーの皆様のパフォーマンス、革新、成長を促進してまいります。詳しくはウェブサイトをご参照ください。

本件に関する連絡先


大塚、亀田、大谷
リフィニティブ 広報代行(共同ピーアール株式会社)
refinitiv-pr@kyodo-pr.co.jp