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- LIBOR 移行と IBOR 改革への取り組み
本レポートは、LIBOR などの銀行間取引金利 (IBOR) に関する問題点や課題を理解するための指針を示すものです。さまざまな課題やリスク、代替データやリファレンス・レートの構築について目を向けさせ、LIBOR の公表停止が予定されている 2021 年末を見据え、移行準備に着手するためのものです。
市場参加者が、2021 年末の LIBOR の公表停止に向かって移行準備をするための時間は刻々と過ぎています。新型コロナウイルスの感染拡大による大きな混乱にもかかわらず、公表の停止は予定通り進められています。
新規のリスク・フリー・レート (RFR) への移行対象となるさまざまな LIBOR ベースの取引規模は数百兆ドルにのぼり、すべての企業や組織は混乱を避けるために適切なデータとツールを活用し、細心の注意をもって移行に取り組む必要があります。
本レポートでは以下の内容をご覧いただけます:
- LIBOR 移行と IBOR 改革 ‐ 今から対応することが重要な理由
- リファレンス・データ、ベンチマーク、IBOR ‐ 2021 年の LIBOR 廃止以降に予想される大きな変化、スムーズな移行における主な課題、および移行の背景にある主な要因
- トレーディングと IBOR ‐ LIBOR 移行までの期間または移行中に、課題への対処やリスクの軽減、移行期限に間に合わせるための重要なアクションプランなど、企業が市場の動きを先取りするための方法。
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ソリューション
ターム物 SONIA と英ポンド LIBOR との違いを理解するには、SONIA OIS の過去の中央値と、同期間の英ポンド LIBOR とを比較すると良いでしょう。この違いを今から把握しておくことが、これから非常に重要になってきます。