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決済サービスプロバイダーのための AML コンプライアンス
決済サービスプロバイダー向け AML および KYC ソリューション
マネーロンダリング対策 (AML) および顧客本人確認 (KYC) に関する規制を遵守し、カスタマー・エクスペリエンスを損なわずに増大する決済関連の金融犯罪リスクに備えます。
変容する AML および KYC 規制を確実に遵守
急激に発展する業界、またポストコロナがもたらしたデジタル化により、デジタル決済の利用が増加しています。犯罪組織はこの変化を利用して PSP を標的とした、口座の乗っ取りや詐欺行為、マネーロンダリング、送金指示などの金融犯罪を含むさまざまな不正行為を仕掛けています。
このような状況下において、PSP は複雑化かつ広範化する規制への対応、不正業者からの決済の保護、決済処理における制約緩和を健全なバランスで実現することが重要です。顧客との摩擦を最小限に抑えつつ、デジタル・オンボーディング、不正防止、規制遵守強化をサポートするテクノロジーを導入することで、PSP は競争優位性を獲得できます。
決済サービスプロバイダー (PSP: Payment Service Providers) は、デジタル・エコシステムを円滑に機能させる重要な役割を担い、顧客、企業、銀行間のスピーディなデジタル決済を促進しています。
PSP が直面する AML と KYC の課題とは?
PSP は、変容する AML および KYC 規制の遵守に加えて、競争の激しい市場を勝ち抜くために、スピード、効率性、そして優れたカスタマー・エクスペリエンスを提供しなければなりません。
PSP が直面している主な課題:
- AML および KYC 関連法規の遵守: 当該セクターに対する規制当局の監視はますます強まっています。欧州では、欧州決済サービス指令 (PSD2)、暗号資産市場規制法案 (MiCA)、第 5 次マネーロンダリング指令 (5MLD) など、PSP 規制の法規が整備されています。加えて、世界で複雑化する制裁措置を取り巻く状況下において、いかなる制裁措置も受けないよう徹底することが PSP に求められています。
- 不正行為とマネーロンダリングの早期特定: 正確にリスクを突き止め、潜在的な不正行為を特定するには、スクリーニングと継続的なモニタリングが最も効果的です。
- 取引のスクリーニングおよびモニタリング: 取引をモニタリングし、決済をスクリーニングすることで、潜在的リスクを早期発見することができます。
- あらゆる地域でスピードと効率の確保: API 技術を活用したオムニチャネル・ソリューションで、地域を問わず、取引にスピードと効率性をもたらします。
ソリューション
AML および KYC の規制遵守をサポート
PSP のアジリティ維持、決済関連リスクの軽減、コンプライアンス向上をサポートするテクノロジーとデータ・ソリューション
高度なスクリーニング
World-Check One プラットフォームは、World-Check のリスク・インテリジェンス・データベースを活用して、素早く高度なスクリーニング機能を提供しています。誤検知を最小限に抑えながら潜在的な金融犯罪を洗い出せます。
シームレスなデジタル本人確認とデジタル・オンボーディング
デジタル本人確認は、デジタル・サービスのコアとなる要素です。リフィニティブの本人確認ソリューションは、デジタル本人確認、ID 証明、リスク・スクリーニング機能をひとつの API へ集約します。
デューデリジェンス・レポート
リフィニティブの KYC デューデリジェンス・レポートは、業種、規模、地域を問わず、個人または企業に対する詳細なインサイトとバックグラウンド調査を包括的に提供します。
ご利用のメリット
AML と KYC の規制上義務を管理するコストパフォーマンスに優れたスケーラブルなソリューション
最先端のテクノロジーでシームレス統合とオムニチャネル接続を実現し、ユーザーフレンドリーなプロセスで効率化と顧客満足度向上を図ります。
特定の要件に応じて単独で利用することも、リフィニティブの他ソリューションと組わせて利用することも可能です。また、変化するビジネス要件に対応する拡張性も備えています。
AML または KYC プロセスを迅速化、最適化するとともに、自動化することで効率性を高め、コンプライアンスに費やす全体コスト削減に貢献します。
