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2022年5月12日

外国為替取引とは?わかりやすく4つのポイントで仕組みと詳細を解説

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リフィニティブ編集チーム

国際的な商取引において、企業間で「米ドル」や「ユーロ」などを決済通貨として定めることは一般的だと言えます。そのような仕組みを、外国為替市場で必要な外国通貨に交換することを外国為替取引と言います。

では、今日の外国為替取引のトレンドや仕組みはどのようなものなのでしょうか? 基本的な4つのポイントを押さえておきましょう。

I.  外国為替取引の基礎知識と仕組み
外国為替取引の仕組みとして、売り手と買い手が通貨を交換する取引を外国為替取引と言い、例えば「米ドル⇄円」や「ユーロ⇄円」「米ドル⇄ユーロ」のほか、さまざまな通貨ペアが存在します。

外国為替取引が行なわれる外国為替市場(外為市場)は、市場そのものがどこかの“場”に物理的に存在しているわけではなく、後述する「インターバンク市場」と「対顧客市場」という形態で、東京をはじめ、ロンドンやニューヨークなど世界各国で展開されています。時差の関係で、24時間、世界中のどこかで取引が行なわれているのも外国為替取引の特徴のひとつです。

この仕組みを理解することが、外国為替取引を行う上では重要と言えるでしょう。
 

II. 金融機関が直接もしくは為替ブローカー等が仲介する場合
外国為替市場のうち、金融機関同士、あるいは、外為ブローカーと呼ばれる仲介業者が加わって行なわれる取引の形態を「インターバンク市場」と呼びます。
 

III.   金融機関以外も取引に参加する場合  
「対顧客市場」は、企業(非金融機関)と 金融機関、外為ブローカーとが参加して行なう外国為替取引のことを指します。金融機関から見て、企業は「顧客」となるため、このような表現が用いられます。
 

IV. 外国為替取引をより有利に進めるポイントは?
外国為替相場が大きく変動することは企業にとって収益または損益に直結するため、決して望ましいことではありません。そのため、少しでもより良い条件の取引をしたい、というニーズは極めて高いものです。

一方、最近の外国為替の現場では、「特定の通貨ペアの流動性が集まる」という特色を持つ多種多様な電子取引プラットフォームが点在するようになりました。交換したい通貨ペアによってプラットフォームを切り替えれば、豊富な流動性にアクセスすることで変動の影響を低減できる可能性が高まる、というわけです。

しかし、分散化が進めば、各プラットフォームの特色を理解するために高度な専門知識が必要になったり、それぞれの動向をリアルタイムで把握するためにリソース・コストが高まったりと、「有利な取引を追い求めるあまり、結局は取引コストが高まった」という本末転倒な事態が懸念されるような状況も生じるようになりました。

他方、外為市場の変動によって変化する為替レートに対しては、高い透明性や正当性・信頼性を担保することが強く求められるようにもなっています。これは過去に起こった外為市場における不正な取引(為替レートの不正操作)に端を発するもので、その反省を踏と24時間、地域を問わず稼働し続ける外為市場の特徴を考慮し、今日ではグローバルで単一の規範である「グローバル外為行動規範(2017年〜)」の遵守を表明し、行動規範を徹底する動きが定着するようになっています。

(参考 : 「グローバル外為行動規範」の改定―外為市場の透明性向上に向けた取り組みと今後の展望―(日本銀行))

これらを踏まえ、提示された為替レートの透明性、正当性、信頼性を担保し、情報を網羅的かつ一元的に集約して確認するべく、加速しているのが外国為替取引の電子化です。

これにより、取引の適正化が進むだけでなく、その基盤をベースにアルゴリズム取引のような高度な取引を実現しようという動きも盛んになっています。

Refinitivでは、詳細な金融市況データや幅広いニュース、分析、外国為替の取引ツールなど外国為替取引業務に必要なあらゆるサービスをひとつにしたRefinitiv Workspace (リフィニティブ・ワークスペース) を提供することで、ワンアクセスですべての業務を円滑に進められる環境の創出と、安定的な取引をサポートしています。
 

V. まとめ
グローバルなビジネスを行なう上で、外国為替取引は「最初のステップ」とも言える重要な取引です。その円滑化を目指し、常に合理的でフェアな取引が実現できるよう、仕組みの最適化やテクノロジーの活用が進んできたのは当然の流れだと言えます。

また、そうした経緯を踏まえると、外国為替取引の電子化がさらに進む今日、テクノロジーの活用が十分でなければ他に劣後するおそれも出てくる、ということも容易に想像できるはずです。

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